沖縄の地でゴルフしてきた話
少し前,仕事の関係で沖縄に行ってきた.
沖縄といえば綺麗な海,アウトドア,オリオンビール,泡盛など枚挙に暇がないことでお馴染みの観光地だろう.
今回は沖縄で初めてゴルフラウンドしてきたお話.
2月10日土曜日,東京は羽田空港に30代のおじさんが降り立った.午前中速やかに一仕事終えて晴れやかな気分で飛行機へ乗り込む.
幾つになっても空港のロビーから見える滑走路・飛行機というものは心を踊らせるものだ.
沖縄についてからレンタカーを運転する予定があったので昼間からのビールはグッと堪え,いざ南の島へ.
向かい風 時速300kh/h
なんと3時間かかった.いくらなんでもかかりすぎだ,と思いつつ満席の飛行機で通路に出ることも叶わず30代のおじさんは限界まで尿意を我慢した.
沖縄上陸日は夕食を食べて寝るだけ.
やはり南の島なだけあって夜でも長袖一枚と軽く羽織るものがあれば十分過ごせてしまう暖かさ.
翌日.
決戦場
那覇市内のコースはラウンドで3−4万と尋常じゃない強気設定のため断念.
ちょうど普段行くG7カントリーの姉妹コースであるここ宜野座カントリーがあったのでそちらへお邪魔した.
海が見えるホールは少ないものの,夏のような暖かさ・沖縄の空と独特な芝の感じに…
沖縄の雰囲気に…
…
打ちのめされた.
言い訳でしかないが,なんというか沖縄の芝やグリーンの感触が違うような気がしたのだ….
最近まで寒い関東の大地でラウンドしていたのに急に暖かいもふもふの芝でプレーしたのが調子を狂わせたのだろう.そういうことにした.
そして何よりみんな調子が悪かったので「自分が悪いわけではないはず…」と各々が思いあい,結果「みんな悪かったということは沖縄側に問題がある」と尖った解釈をして終了した.
みんなで沖縄へのリベンジを誓ったのだった.
その後は沖縄でラフテーで有名な居酒屋にお邪魔ししこたま飲んで食べて
沖縄の飲み会文化である(?),「シメのステーキ」をみんなでやってみた.
(夜22時,飲み会の後に300gの肉を頬張る30代おじさん)
シメのステーキもありだな,と思いながらホテルへ帰還,1日を終えた.
翌日未明に強めの胃炎になって悶絶した
最終日はフライトまでの時間があったので,高校生の時に来た以来のひめゆりの塔へ伺い,資料館を見て回った.高校生の頃は当然現実味がなく印象に残っていなかったが,この歳になって改めてみるとやはり現実味はないがそれが現実に起こっていたこともまた理解できてしまうため,いかに今自分たちが平和な世を過ごせているのか学ぶ良い機会になった.
そんな中「胃が痛い」とか言って胃薬を飲んでいる30代おじさん.
みんなで暗い気持ちになってしまい,最後くらい明るく,ということで最後は沖縄歴の長い人のおすすめの見晴らしのいいカフェにお邪魔し
カフェにいる感が皆無ですが,カフェにいます
タコライスを頬張った.
最後は美味しく,気持ちよくシメ,胃の機嫌を伺いつつ無事わが本拠地栃木へ飛んで帰るのだった.