30代消化器内科医の日記

30代男性、仕事は消化器内科医。趣味はゴルフとロードバイク。常習飲酒者。そんなありふれた一人の独白を好きなように書くための場所を目指しています。

2017年初乗りのお話

今回は先日行った2017年初乗り、山に行こう編のお話です。


1月5日、またしてもノリさんに呼び出を受けていた私はまだ日も昇る前朝6時ごろ自宅を出発し南武線へアクセスするためJR川崎駅へ。
まだ日も昇らぬ真冬でさすがに寒いだろうと、防寒には気を遣っていたつもりでしたので、川崎へ着くころには体が温まっており「よしよし、防寒も大丈夫だ」と私は謎の自信をつけていました。(某アンダー●ーマーさんの長袖コンプレッション+長袖サイクルジャージ+ウインドブレーカー)


これこそが無知な者の驕りなのです


そんなことに気付くはずもなく冬場初心者ライダーは自ら進んで極寒の地へ立ち向かうのでした。
南武線から乗り換え、むかうは武蔵五日市駅です。


むさしいつかいちえき

駅前から高まる緊張感。空は綺麗ですが、吹き付ける風が寒い。


最近山にアタックすることが増えてきている気がしますが絶対に気のせいであると信じています。
近くのコンビニで山に備えていざ出発。
事前に話は聞いていましたが、どうやら本当に駅を出てすぐから登り始めるようです。
とはいえしばらくは住宅や商店が立ち並ぶ区間ですので、まさかこんなところで弱音を吐くわけにもいきません。平気な顔をして登ります。


次第に景色は本格的な山に染まってきます。弱音も吐けるようになります
今回が初めてでしたので全く気が付きませんでしたが、どうやらいつの間にか魔界こと風張林道の入り口を通過していたようです。登る気など間違っても起きないので無問題


「目標は都民の森!」と何も知らぬが故とりあえず目標を設定していましたが、途中あるカーブのところでノリさんがいい景色だ!と停車。確かに止まってみてみるとなかなか壮大な画な気がしてきたので写真タイム。


山男


後ろを振り返って




雄大な感じが伝わらない…やはり広角レンズが風景に向いているそうなのでほしくなりますね。


山男再び。



慌て過ぎて結構頑張ったのですがピントが合わず…お猿さんがいました。


写真を撮り終え再出発。ほかのブロガーさんたちは登るときはすべて登って、写真を撮るのは降りるときに撮影されている方が多いような気がしますが、私は言い訳にも使えるので都度止まっています。所謂「閃き」というやつです


そこからはいい景色の場所もあったのですが、目の前の坂に負けてたまるかという負けん気でひたすらにモゾモゾ芋虫登坂スタイル。
今回は自分ルールで「インナーローの最後の一枚だけは使うな。それを使ったら心が終わる」と決め、最後から二枚目でひたすら登りました。


そしてあるとき少し視界が開け、右上のほうを眺めると車が通っていることに気が付きます。
「まさかあんなところ登るわけがない、あれは別の道だ」


???


繋がってました


ポキッ


ポキ泉ィ…!!!
御堂筋君にへし折られそうなビジュアル。(弱虫ペダルより)


ポキ泉と化した私はノリさんと合流し、栄養補給&写真タイムへ。



こんなところまで登ってきました


後々知りましたがやはりここ(旧料金所跡?)はポキ泉ポイントみたいですね


ここから少し行ってカーブを曲がる前に左側を見ると「夢の滝」なるものを見つけました。



涼しげ


夏場に来たら最高な涼みスポットとなりそうですが、残念ながら今は真冬。日陰も相まってただ寒いだけです。


補給を済ませ、はらをくくりいざ再出発。とはいえ事前の調査で都民の森がもうすぐであることは分かっていましたので幾分かペダルも軽くなります。
実際は、距離はあと少し。でも斜度は今までより少しきつい。という感じでした。このあたりから斜度9パーセントや10パーセントの看板を見るようになりました。今まで見逃していただけかもしれませんが


それよりも一つどうしても言及したいことが私にはありました。
それは都民の森までの案内板です。登っている最中だったので写真は撮れませんでしたが、「都民の森 ↑ ○km」と書かれた看板が2種類あるのです。
それだけならば何の問題もないのですが、片一方は明らかに嘘をついているのです。片一方が残り8.9kmと書いてきたかと思えばそこから1km行くか行かないかのところでもう一方の看板は残り4kmと書かれています。どちらの看板もオフィシャル風な造りなのでどちらが正しいのかも全くの不明です。
結局のところどちらが正しいのでしょうか。はたまた私の距離感が壊滅しているだけなのか、謎は深まります。


そんな精神攻撃にも耐え、毎回恒例の無心になってペダルを回し続ける作業を続けていると…


着きました!


漂う疲労感


だんご…


さすがは週末はライダーの方々でにぎわう場所、ハンガーもおしゃれです。


ここが一つの中継地点で、ここからが風張峠だと聞いてたのでゆっくり休んでから…と思いましたが、ここでようやく気が付きます。寒い。当たり前です。日が出ているとはいえ真冬の標高1000m近くにいるわけです。寒くないわけはない。


ノリさんとほどほどに休憩をはさみ、最後の一仕事だといわんばかりに気合を入れ再再度出発。ここからは頂点まで頑張ろうモードです。


さすがにここまで登ってきたことに比べるとかなりあっさりと着きました。


ハーフフィンガーグローブなのは何故なんでしょうね…私にもわかりません。


嬉しさ相まって写真撮影タイム。
しかしそれにしても寒い。寒すぎる。埼玉十万石饅頭
気温表示は1℃でした。しかもこの場所は日陰。ほとんど氷点です。


どすこい。




ぼかしが入ると上手く見えます(初心者感)


さて、撮影も楽しんだところでこれ以上日陰にいると凍えてしまうため早々に移動。結局この後はダウンヒルが待ち構えているのですが…


長距離のダウンヒルのためシューやリムが焼けないように気を付けます。一方私は日陰ダウンヒルで凍傷にならないように気を付けます。相反現象ですね
しかし真冬用のフルフィンガーグローブを付けているのに指先がかじかむのだから真冬+山頂+日陰はかなり凶悪です。間違いない。


小ボケはさておき、途中で止まったところでの写真をご紹介。



奥多摩湖





バイクと。



山と橋。


もうちょっと下がったところから。


さらに降りて


このあたりでお昼時は過ぎており、空腹も相まって奥多摩湖へ降りたとことにある手打ちそば屋さんへお邪魔しました。
私は月見そば、ノリさんは山菜ラーメンと味噌おでんを注文。


おいしそう



久しぶりに見た石油ストーブ。凍えきった体には沁みる温かさです。


丹誠こもった手打ちそばをおいしく平らげ、ストーブで十分に暖をとって何度目かわからない再出発。


この時から私の中である変化が起きていました。しかしそれは序章に過ぎず、ノリさんにもまた別の変化が起き始めていました。
ある程度走ったところで疑念は確信へ変わります。


のどが痛い。確かに私は扁桃炎のヘビーユーザー(?)でしたがそれはもう過去の話。私の扁桃はもういません。
寒い。しかしそれは冬なら当たり前。
関節が疼く。これは…


どうやら風邪を発症したようです。
そう、冒頭の油断がこの一日で私に風邪をもたらしたのです。しかしここで中途半端にやめてしまうのも癪です。ノリさんに気遣われながら「青梅までは頑張るわ…」と精いっぱいの強がりをして走行続行。今思えば危険なだけなのでやめるべきでしたね。走れば走るほど意識レベルは低下、かといって止まると真冬の寒さにやられるという板挟み。


一刻も早く青梅に!疲れた!寒い!意識が…と必死にダウンヒルをしながら回しているとノリさんが遅れていることに全然気が付きませんでした。実はノリさんは食後に運動をすると吞酸に悩まされる体質だそうで、とにかく気持ちが悪かったとのこと。


辛いはずの登りではあんなに楽しそうに二人登っていたのに何故か下りで二人ともグロッキーになるというやられっぷりをし、何とか青梅駅に到着。
最低限の体力回復をしていそいそと輪行の支度をして家路につきました。


また季節が変わってからリベンジを強く誓う二人でした。



おしまい。

ちょっと前のお話②

今回もブログを作成する以前のお話第2弾となります。とはいえこれが最後でありますが。


時は2016年12月24日。そう、世間では俗にクリスマス・イブといわれる日です。
どういうわけか毎年この時期は町が騒がしくなり、かといって私自身の忙しさには変化などないものですので例にもよって私は暇を持て余していました。
そんなときふと「たまには朝日が昇る前から走りに行って日中に綺麗な風景を拝みに行こう、クリスマスなんてなおのこと良い雰囲気じゃないか」と謎の思考過程を経てさらに謎な結論へと至りました。こうして謎が深まっていくのです


そんなこんなで12月25日早朝、今回はたった一人でのロングライドです。
今回の目的地は箱根でした。以前挑んだときは私がまだ「ロングライド=50km以上走ったらすごい」くらいにしか考えていなかったので、小田原で一泊し翌日箱根に挑むというゆとりを持った戦略で挑んだものの、それはもうひどい目に遭わされたものです。


「今回は違う、一日で箱根を登って、帰れるところまで帰ろう」
強く意気込んだ裏腹に輪行セットをいそいそとバッグに詰める私。これは弱気ではありません。いざとなったら輪行もできるという心の緩衝材なのです。きっと多くのロングライダーの方が同じ気持ちになったことがあると信じています。


そんなこんなで朝5時半に自宅を出発し、まずは江の島方面へひた走ります。
さすがに真冬の日の出前は寒い。そんな当たり前のことですら冬にまともに乗ってこなかった半端ライダーには新鮮な経験です。
結局当日は曇り模様で、日の出にも間に合わず何とも微妙な時間に江の島を望む海岸線へ到達。


どんより曇り空
さすが湘南の方々は鍛え方が違いますね。朝っぱらから泳ぎまくっています。


ここからはひたすら海岸沿いを小田原方面へ。以前からとある海が開けて見えるポイントが「とてもいい景色だ!写真を撮ったら画になる!」と思っていたのですが…


うーん?


やはりこういうところで撮り手の腕の違いが出るのでしょうか、どうにもぱっとしません。


さらに微妙な画に…


さすがに撮っている時から頭に疑問符が浮かび上がるほどの微妙な画。ひとまずこの後もいい景色の場所に行くし、気にせず行こうと再出発。


途中のコンビニで何度かお花を摘んでいたことも相まって小田原市街に到着したのは朝の10時頃でした。
せっかく来たので小田原城も撮影しようとおもい寄り道。


ぱしゃり。
日付が隠れてしまっています。


何はともあれ小田原城と愛車のツーショットも果たしたので、近くのコンビニで登りの準備をしていざ出発。


自分的にはなかなか良いと感じたのですが、何が主体なのかはっきりしません。


さて、ここからが一番大事な場面です。


「とある交差点を直進するのか、左折するのか」


私の答えは最初から決まっています。


やられる前の最後の一枚



ほ、ほら、過去の自分へのリベンジだから…
ここには交差点なんてなかった。いいね?
箱根駅伝のコースの下見ですよ下見。


言い訳はいくらでも用意してありました。


直進です。


大垂水峠ですらゼーゼー言いながらインナーローでギリギリ登りきるメタボランナーに東海道なんて元から選択肢になりえないのです。
いろんなロード乗りの方のブログを読ませていただくと「私には絶対無理です!登れないです!」と書きつつも結局は東海道方面を登り切っている方々がいらっしゃいます。
しかし私は違います。
本当に出来ないのでやらないのです。


真剣な話、まずは過去挫折した1号線ルートを攻略してからじゃないと土台無理かなというのが本音です。
そう、箱根は期間限定ダンジョンではないのです。行けば何時でも挑戦を受けてくれますから、あわてる必要はないのです。(必死)


というわけで過去に走ったことがあるという精神的な余裕も持ちながら、開始数分もたたずに威張らずインナーロー全開で登りだします。
登りながらいろいろな方の登坂法を参考に試してみました。どうやら私には常に一定のリズムを作り呼吸とペダリングを極力変化させない方法が一番しっくりくるようです。当たり前ですね


東海道に比べて楽であるとはいえ、その代償に交通量がとても多い1号線。蛇行などの
必殺技が封じられており、さらにはふらつくことも許されない環境はなかなかシビアです。息も絶え絶えになりますが、私のほかに登っている方を見つけるとそれが元気になります。
結局前回足をついてしまった箇所を無事乗り越えましたが、最初のコンビニスポットを強がってスルーした結果そのすぐ後に現れた強めの勾配にあっさり敗北


しかし、前回はロードを押して登るという恥辱的な行動をしましたが、今回は我慢。ドリンクを補給し再挑戦、なんとかそこからは足をつくことなく小涌園そばのコンビニまで到達できました。


山々。


このコンビニおなじみの山猫たち。前回は1匹しか見ませんでしたがもっといるんでしょうか。 もう少しアングルを考えるべきでしたね


にゃーん。


ここまでくれば頂はもう少しです。再度気合を入れて出発。
ひいひい言いながら時折奇声も発しつつただひたすらにゆっくりとペダルを回す作業が続き…


着いた!!


これは画になりますね  インナーローに触れてはいけない


さらに最後の一山を越えて…



頑張った後のご褒美というやつです。清々しい!


というわけで当初の目的国道1号最高点への到達を果たした私はいそいそと家路につくのでした。
まさか芦ノ湖まで降りたら登るのが面倒だから行かなかったとは口が裂けてもいえません。


ここからは東海道の軽快なダウンヒルを…と思っていると途中で見知らぬ茶屋さんを発見しました。


「甘酒茶屋」さんという御茶処のようです。
どうやら東海道ルートから登ってくる人にはお馴染みのお店なようですが、私には初めての遭遇です。早速いただいてみましょう。


どれもこれも美味しそう…


悩んだ結果、数量限定の文字に惹かれ「くろごまきなこもち」を注文。


一眼の「接写モード」が発揮されるときですね。なんだか綺麗に感じます。


おもちを華麗に美味しく平らげ、再び東海道を下ります。
寒い。冬なので当り前ですが、寒い。


これがさるすべり坂…まだまだ私には登れそうにありません。


眼下に広がる海岸線と町並み
望遠レンズで頑張りましたがイマイチ感は否めないですね


これが東海道ルートで有名な20%オーバー勾配のカーブ
もはや意味が分かりません。



最後に箱根を発つ前に一枚



この後結局家まで自走して帰りました。極度の疲労と眠気、寒気と闘いつつだったので写真は撮れませんでした。撮るような場面もなかったのですが(笑)



大雑把な内容になってしまいましたが、2016年乗り納めの時の記録となります。


おしまい。

ちょっと前のお話①

今回ブログの作成に踏み切ったわけではありますが、なにも今回一回乗ったから作ろう!と思ったわけではなかったのです。
前々回、時期でいうと2016年12月の中旬。じつは私が一眼を買ったのがこの時期でありました。
とりあえず一眼を買ってしまえばきれいな写真は撮れる!と思い込んでいる初心者なものですので、「出先できれいな風景撮ったらブログとか作っちゃおうかな、うふ」と考えていました。まさにバカの一つ覚えとでもいいましょうか
というわけで今回の記事は一眼を初めて買って友人といった「三浦半島グルメライド」の模様を思い出しながらお送りします。文字色がリンクみたいですがリンクはないです



日付は12月18日
よく一緒にライドをする友人「ノリ」から事前に呼び出しお誘いを受けていた私を含めた3人が集いました。後の二人は「シニア」と「ドクター」と呼称することにします。
ドクターは前日とても忙しかったそうで磯子の駅から合流することに。


昼食まで特に写真を撮っていたわけでもなく、語るべきことも多くなかったので割愛し、時刻はお昼時。私たちは横須賀へ到着しました。


横須賀はノリさんの地元なので、おすすめの食事処を紹介していただくことに。


ノリさん「海鮮丼とカレーどっちが食べたい?」
シニアさん&ドクターさん「どっちも捨てがたいなあ」
私「はしごしようはしご


メタボで脳神経細胞までもが脂肪組織に置換されると会話の中にも症状が現れてきます。
結局ノリさんおすすめのカレー屋さん「ベンガル」さんへ。後々知りましたがなんと食べログでかなり人気のお店だそうです。わおーん!
そちらでいただいたカレーがこちら。記念すべき私の操る一眼レフの最初の犠牲者です。



私くらいの猛者になると一つでは足りません。
というボケはさておき、



こちらが今回食べた「ジャーマンエッグカリー(ポーク)」になります。共食いと言ってはいけない
見た目からすでにおいしそうですが、もちろん掛け値なしにおいしかったです。味覚系のボキャブラリーが著しく少ないためこのような表現しかできません。気になる方はぜひ「ベンガル」さんへ!


ここで気づかれる方は気づくのかもしれません。
実はこのカレーの写真、容量が大きすぎてブログに乗せることができず、仕方なくスクリーンショットを駆使してしょぼしょぼの画像を使っています。
今後もこのような事態は多発するかと思われますが、どうか平にご容赦ください。


腹ごなしも済ませたところで本格的に三浦半島へと突入していきます。
やはり平坦はいいですね。最近は山の耐性もごくわずかに形成されつつありますが、基本は平坦大好きなのが私のモットーです。



なにもないところで大喜びする謎の男とシニアさん。


この後三浦半島おなじみの「亜美ちゃん坂」が控えていることなどつゆ知らず、のんきに「俺はやいぜー疾風のごとくだぜー」などと踏んでいました。
そしてあらわれる坂。最初は「うわーのぼりだー」くらいにしか思いませんでしたが、少し登って視界が開けた途端そんな余裕は消えてなくなりました。


「うわーのぼりだー^^;…うおおおおおおおお!!!!!
あまりに突然の坂道宣言。当然そんなこと予想だにしていなかった私はアウターで上るという登れない人からしたらただの自殺行為をしていました。
もちろん瞬く間にお助けインナーローを開放し事なきを得ましたが、運動が久しぶりであったシニアさんとすでに山を2つ超えてきていたドクターさんにはあまりにも無情な仕打ちで、遅れながらもなんとか登頂。
山頂(?)のコンビニエンスストアで休憩。このコンビニへ到達してようやく今の坂が亜美ちゃん坂であることを認知しました。


いい景色


頂のコンビニエンスストアで糖分と水分を補給


あろうことかパイシューを食べていますが走るための糖分補給だからセーフです(持論)


この後もひたすらに目的地?である城ケ島目指して南下を続けます。


坂を超え


いざ城ケ島!GPSを確認し気持ちよく下り坂を下っていきます!
すると着いたのは漁港のような場所。ここからどうやって島に行くのかな?と4人で会議をしていると近くの民家のおじさんが声をかけてくださいました。


おじさん「どこいくの?」


4人「城ケ島にいこうと…」


おじさん「それならこの坂登らんといけんよ、看板とかないからよく間違えるんだよな」


えっ?


おじさん「君らどっちからきたの」


4人「坂の上からです」


おじさん「あちゃー(笑)」


というわけで颯爽と下ってきた坂をわざわざ登りなおす羽目に…僕たちは城ケ島まで登坂トレーニングをしに来たわけではないのです。



何はともあれ登り切り無事城ケ島へ到着!


城ケ島へ来るサイクリストの方々にはおそらくおなじみの「しぶき亭」さん
まぐろとイカのミックス丼です。


しぶき亭の方々はとても気さく&やさしく、日没を見るといったところおすすめの日没スポットも教えていただきました。こういう暖かい雰囲気のあるところは大好きなので是非また行きたいですね。


愛車のDefy3君も夕日とのコラボレーションで神々しいです。


なんと富士山も見えました。


極めつけはなぜかその場にいたノリさんの高校時代の同級生の方に写真を撮っていただきました。


この四天王感、自分的にはとてもお気に入りです。


残念ながらここで日没を迎えたため、これ以上のライドは知らない道であることも相まって危険と判断し最寄駅から輪行にて帰宅しました。


かれこれひと月ほど前のことではありますが、自転車と一眼が初めて共演した日の記録でございます。


おしまい。